中川美保ライブ見聞録22

「ヴァレンタインコンサート」より

2006年9月16日(土)午前10時15分開演 主催:府中子ども劇場・やまびこ保育園共催
文 まびっく会員 三神 恵子 

 府中子ども劇場の会員でもある私は、中川美保さんのサクソフォンの音色を小さい子ども達に聞かせたいと強く思っていました。それは中川美保さんが今年の2月にときがわ町のはなぞの保育園でサクソフォンコンサートを開いたと聞いたからでした。「クラシックの曲を子ども達が聴いていられるものかしら?」と思いましたがとても集中した、しかもよく乗ったコンサートだったと聞きました。「子ども達にこれがサクソフォンだという音を届けたい!」という中川美保さんの想いが実現できたそうです。
 府中子ども劇場とやまびこ保育園は子ども達に質の良い音楽やお芝居を見せたいとの共通の思いから、ここ数年共催をしてきました。

子ども達の目や耳は本物をするどく捉えますし、その感性は環境によって磨かれていくものだと思っています。

 そんな私たちの想いと中川美保さんの想いが重なり、府中でのコンサートが実現しました。当日は101人の親子がサクソフォンの音色に聞き入りました。幼児も沢山いる中での1時間のプログラムは「
ハンガリアン舞曲第5番」に始まり「ユーモレスク」と続き、「となりのトトロ」の演奏や「大きなクリの木の下で」「手のひらを太陽に」はみんなで歌ったり、「リベルタンゴ」は手拍子で参加、アンコールに応え「愛の讃歌」まで演奏していただきました。子ども達の心の中に耳の奥にサクソフォンの優しい音がしまわれたことだと思います。
 もちろん大人達も日頃の生活から少し離れた、心休まる時間が持てたことをとても喜んでいました。