中川美保ライブ見聞録A
中川美保とヴァレンタインを楽しむ会主催

「ヴァレンタインコンサート」より

2005年4月17日(日)  於:東京・市ヶ谷 エデュカスホール
文・写真 まびっく会員 藤本直樹 

 待ちに待った桜の開花前線が足早に関東平野を立ち去り、とても4月中旬とは思えないくらい少し汗ばむ陽気となった去る平成17年4月17日、市ヶ谷のエデュカスホールにおいて、“まびっく”の総会、そして美保さんによるミニコンサートが行われました。

 第1部の第2回“まびっく”総会は、小笠原会長の開会のあいさつで始まり、各役員から「活動経過報告」「決算報告」「次年度活動計画」「次年度予算提案」について発表がなされました。活動計画では、平成17年度の目標として、会員数の拡大や美保さんが行う各種コンサート等へのバックアップ、各種支援、またホームページ等の広報に関する充実などがうたわれ、今後も後援会としてこれまで以上に意欲的に活動を続けていくことについて、総会に参加した会員を含め、再確認をしたところです。


平成16年度の活動報告をされる進藤事務局長 平成16年度の収支決算報告をされる末松副会長

 総会が終わると、参加者の皆さんお待ちかねの「中川美保ミニコンサート」へ。総会では後援会役員の報告に大人しく耳を傾けていた美保さんと、おなじみのピアニスト須江太郎さんがいざステージへ。ここからは言うまでもなく美保さんが主役です。
 この日は、どこか気持ちが浮かれてしまう春という季節にふさわしくメンデルスゾーンの「春の歌」でコンサートの幕を開けました。そして、実はこの日のコンサートでは今までにない試みがなされたのです。というのも、美保さんは今年から来年を「モーツァルト年」とし、コンサートの中で様々なモーツァルトの作品にチャレンジされるとのこと!何でも来年がモーツァルト生誕250年にあたるのだとか・・・。そんなモーツァルト生誕記念年のさきがけのコンサートとなったこの日、「メヌエット」と「キラキラ星変奏曲」が演奏されました。
 モーツァルトの作品は、バイオリンなどの弦楽器やピアノにより旋律が奏でられる曲が多いイメージがあり、必ずしもサクソフォーンという吹奏の楽器に馴染む曲ばかりではないように思われますが、そこは様々な舞台等で経験を積まれたプロ、卓越したテクニックを披露されました。これからもモーツァルトのどんな作品・演奏で私たちを魅了してくれるのか、コンサートに足を運ぶ楽しみがまた一つ増えたような気がします。

 
第2部のコンサート前半はシックなブルーのドレス姿で登場、モーツアルトの曲を中心に演奏 コンサート後半はお母様からプレゼントのレース地のドレッシーな衣装で、おなじみの曲を次々に演奏

 モーツァルトの後は、須江太郎氏のピアノソロ、ドビュッシーの「月の光」を含め3曲が演奏され、休憩を挟んでの後半は、もう中川美保ナンバーと言っても過言ではないくらい、おなじみの名曲の数々が披露されました。映画音楽から「二人でお茶を」で始まり、2曲目には既にこの見聞録でもお伝えしている、TokyoFMのCMで中川美保さんが演奏するエリック・サティの「ジュ・トゥ・ヴ」。ラジオから流れる音色も結構ですが、やはり生演奏は一味もふた味も違いますね。
 その後、ただ演奏を聴いているだけではうずうずしているであろう観客心をくすぐらんばかりに、サックスとピアノの伴奏に合わせて、日本の名曲「春の小川」「おぼろ月夜」「花」の3曲を観客の皆さんが歌うというステキな企画が用意されました。やはり春という季節が影響しているのか、競い合うようにして(?)それぞれに美声を披露されていました。

 
“春の小川”“花”などの曲を会場の皆さんが美保さんサクソフォンにあわせ合唱 いつもながら須江さんと呼吸も衣装もぴったり

 そして、「パリの空の下セーヌは流れる」「オブリビオン」「蘇州夜曲」と続き、最後は「芭蕉布」でプログラムを終えました。しかし、どことなく何かを置き忘れて来たような気持ちが残り、それを払拭せんばかりに拍手が送られ、やはりこの曲「愛の讃歌」がアンコールとして披露されました。心なしか、今年度に向けた美保さんの強い思いが楽器に乗り移っていたのか、いつも以上に熱のこもった演奏で、それを聴く私たちの感動も一入のものがありました。いずれにしても、拍手喝さいのうちに平成17年度最初のコンサートが幕を閉じました。

 コンサート後は、ささやかながらワインや軽食などが用意され、美保さんを囲んで、会員や観客の皆さまの交流が深められました。美保さんも、日ごろ陰ながら中川美保を応援してくださっている皆様と、少しでも接する機会をもてたことで満足されていたようでした。

 
懇親会でご挨拶される小笠原会長と司会の萱嶋運営委員 懇親会に出席の皆さん

 
懇親会で歓談される小笠原会長と監事の加藤恵美子さん(後ろ姿) 歓談される小笠原会長、美保さんと会員の方々

 とにかく、中川美保の平成17年度はスタートしたばかりです。今年、今までにないくらい中川美保の名前が各方面に知れ渡り、その美しいサックスの音色が少しでも多くの人々の耳に届くように、私たちも一ファンとしてせめてものバックアップをしていきたいものです。“まびっく”会員の皆さまもご協力のほど、よろしくお願いいたします。

お礼の挨拶をされる美保さん