中川美保ライブ見聞録A
美保さん“ナックファイブ”にゲスト出演し、生演奏!

2005年1月16日(日) 於:神奈川県立音楽堂(横浜)
文 まびっく会員 山田みどり / 写真 まびっく副会長 玉川寿夫 

前夜からの雪は小雨にかわっていました。
 横浜、桜木町駅から紅葉坂というロマンチックな名前(実は別名、心臓破りの坂)の坂道を登りきったところに神奈川県立音楽堂はありました。古いけれど、それだけに歴史を感じる趣のある建物で、なるほどホールではなく音楽堂という名前がぴったり似合うなあとの印象を受けました。時間に余裕をもって出掛けたので開場時間前に着いたのですが、すでに30人くらいの人が並んでいました。既に20回目を迎える伝統あるかながわ女性会議の新春コンサートである上に、中川美保さんとその仲間たちによるサクソフォンのカルテットという貴重な演奏もあるとあって、早くもその関心の高さを窺うことができました。
 真冬の小雨という天候の下、主催者のはからいでみんなロビーに入ることができました。ロビー内では、お仲間どうし、ご夫妻、親子でプログラムを手にこれから始まるコンサートついて語り合っていました。



1100名収容の音楽堂をほぼ満員にしてコンサートが開始。ピアノは有森直樹さん

 それぞれの胸に期待が高まったところでいよいよ幕開けです。まずはあでやかな真紅のビロードのドレスで中川美保さんの登場。第1部は、ハンガリアン舞曲、ユーモレスク、カルメン幻想曲など由緒ある主催者かながわ女性会議にふさわしい重厚な演奏でした。
 第2部前半は、楽しみにしていたカルテット、実は、私にとってサクソフォンのカルテットは初めての体験です。息の合ったゆかいな仲間たちによるビートルズや日本の歌メドレーの演奏とトークはとても楽しくノリノリになりました。美保さんの衣装は、このノリにぴったりのパンツスーツでした。



圧巻!第2部前半のサクソフォンのカルテット演奏。左から滝上典彦=ソプラノ、福住拓朗=テナー、大津立史=バリトン、中川美保=アルトの各奏者

 第2部の後半は、再び美保さんのサクソフォンによる、今度はムードたっぷりの歌曲の演奏でした。衣装はシックなピンクのドレス。パリの空の下セーヌは流れる、蘇州夜曲、オブリオン、そして来ました、さとうきび畑に愛の賛歌でフィニッシュ! 有森直樹さんのピアノと絶妙なコンビネーションでした。



第2部後半はピンクのドレスで登場。ムーディーな歌曲演奏で満場を魅了しました。

 幕の降りたあとは、タップリ感でチョッと心地よい疲れを覚えるほどでした。雨もあがり、満たされた心臓を抱え、紅葉坂を下りました。