中川美保ライブ見聞録A
中川美保暑気払い&ミニコンサート


2004年9月23日(木・祝)  於:東京・原宿「アコスタジオ」
文 まびっく運営委員 末松瑞恵 / 写真 まびっく副会長 玉川寿夫
 長かった夏日も秋風に変わり始め、原宿駅周辺の雑踏を通り抜け人通りが少なくなる頃、「中川美保バースデーコンサート」の看板が目に入ってきました。コンサートを企画してくださった有志の方々に感謝しながら、ビルの階段を登りこじんまりしてアットホームに準備されたスタジオへ。
 今日は美保さんの☆歳のお誕生日。私も9月生まれで何だか親近感を覚え、心なしか足取りも軽やかでした。第1部【バースデーコンサート】、第2部【バースデーパーティ】とプログラムが準備されていて、まずは馴染み深いハンガリアン舞曲、ユーモレスクが軽やかに心に響きます。
 次に「本日のメインプログラムです」と美保さん。私の胸は高鳴り始め熱く燃えていました。「ウェストサイド物語より」プロローグ〜アイフィールプリティ〜アメリカ〜マリア〜トゥナイト〜クール〜サムホエアと、私にとってはあの青春時代そのものと言っても過言ではない映画の場面、場面が蘇ります。
 美保さんのサクソフォンも、伴奏の阿部由紀子さんのピアノも、会場の観客も皆が青春時代で揺れていた様に私には感じられました。何回もかぶりつきで鑑賞した映画。何回も口ずさんだ音楽。一緒に踊りたくなったあの頃。美保さんのサクソフォンからジョージ・チャキリスが・・・、ナタリー・ウッドが・・・飛び出して来るのでは。40年前の若き自分がそこに居たと思います。ほんとに音楽の力は素晴らしい。青春を取り戻したり、新しい世界へ連れて行ってくれたり、美保さんのコンサートでの選曲も私はいつも気に入っています。これからもウェストサイド物語をレパートリーにと願わずにはおれません。
 そして「もみじ」「里の秋」を皆で歌い、「蘇州夜曲」「オブリビアン」、「さとうきび畑」でコンサートが結ばれました。
 第2部のパーティでは幸せいっぱいの美保さんを囲んで、参加者からのお祝いのメッセージは暖かく、いつまでも素敵なサクソフォンを聴かせ続けてほしいというエールに溢れていました。